素朴な気持ちほど共感を呼ぶ会話術

あなたは、この一週間で「ちょっとだけムッとしたこと」「ちょっとだけ悔しかったこと」はありませんでしたか?
ちょっと思い出してみてください。
素直になれなかったこと、照れたこと、ホッとしたこと、寂しかったこと、嬉しかったことなど、自分の心の中でかすかに自己主張している気持ちに目をやってください。
どんな気持ちでも結構なので、それらを会話の題材にしてみましょう。
よくよく考えて見れば、どんな人でも1日のうちで、ちょっとだけムッとしたことや、小さな喜びを感じたことが数回はあるはずです。
問題はそのわずかな感情を捕まえきれているかどうかにあります。
「電車で立っていたら、次の駅が近づいてきました。すると私の前に座っている人が読んでいる本を閉じてかばんに入れたのです。おっ、ついていると思い、電車が止まりかけたときに、その人が降りやすいように体を少しずらしてあげた瞬間、その人はスッと目と閉じて動かなくなりました。まぎらわしいことするなと思いました。」
この話から、「座っている人が降りると決め込み、座れると思った喜びが、ぬか喜びに変わるちょっとしたショック」「体をずらした自分の恥ずかしさ」「紛らわしいことをする相手に対する小さな怒り」が伝わってきたでしょうか?
こんなふうに簡単に話題が作れますので、すぐにでも試してみてください。

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