きのうねと話せる話題が豊富な人

何の映画だったか忘れてしまいましたが、こんなシーンがありました。
一所懸命話しかける男性、ほほえむだけの気の良さそうな娘。

そのデートの最後に、男性が静かにこう言ったのです。

「キミの話が聞きたかったな」

あぁ、このふたり、だめになっちゃうのかな…と思っていたら、やっぱり…。

私聞く人、話すのはあなた、ではアンバランスです。

会話は行ったり来たりのキャッチボールだからこそ弾むのに、受けるばかりでは面白くないし、疲れてしまいます。

私もなにか話さなくちゃ…そう思ったときに、ハタと困るのが「話題」です。

ここで、よくおかしてしまう失敗は、自分のことをわかってもらいたいッの気持ちが強すぎて、一席ぶってしまうことです。

C美ちゃんが「私、別れちゃったんです」というので、話を聞いてみたら、「だって、彼ったらふた言目には『幸せは棚ぼたで落ちてはきません。二人でつくるもの。だからガンバりましょう』って、そればっかり。まるで駅前宣伝カーで『神様はぁ…』ってやってる布教活動みたいなんだもん」。
思わず笑っちゃいました。
人前に立ってスピーチするわけじゃないのですから、そこまで気合を入れる必要はありません。
気楽に、興味をもった映画のこと、好きな趣味の話、最近感動したこと、日曜日に何をしたか…といった、他愛もないことでいいのですね。
そうして話せることを何かひとつ目星をつけておくと、意外と助かることが多いのです。
例えば、「この間、◯◯を見たんですけど、ご覧になりました?」
もしお互いに見ていたら、もうそこでワ~ッと、「あれが良かった、この役者は…」と盛り上がれるでしょう。
もし相手が見ていなくても、その映画の良かったところを説明して、「ところであなたは?」と返せばいいのです。
自分を上手に見せるというのは、自分の性格を解説したり、未来設計についてぶちあげるということではありません。
何気ないやりとりの中で、その人らしさを漂わせる。
これが一番と覚えておいてください。

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