「大変ですね」「よかったですね」は原則禁止

共感の言葉で最も多用されているのはおそらく「大変ですね」です。
「今日は残業なんです」「大変ですね」
「子供が4人いるんです」「大変ですね」
「1ヶ月で200万売り上げないといけないんです」「大変ですね」
こんな具合に、なんでもかんでも「大変」というワンフレーズで会話をしのごうとする人が目につきます。
「大変」とは、「大きく変わる」と書きますから、「地震で家が崩壊した」「妻に逃げられて子供2人を育てていかなければならない」など、大きな苦しみをともなう事態に使う表現だと思います。
それをなんでもかんでも「大変」と言ってしまうのですから、言われた方では「本気でわかってくれてはいない」と受け取ってしまいます。
会話力をつけたければ、「大変」にかわる表現力をつけることです。
「今日は残業なんです」と言われたら「それはしんどいですね」です。
「子供が4人いるんです」であれば、ネガティブにとらないで、「それは楽しみですね」のほうが、話し手は嬉しいはずです。
「1ヶ月で200万売り上げないといけないんです」という人には、「さすがですね」という賞賛の気持ちを送ってあげてください。
こちらも繰り返し使っているうちに値打ちが下がって、話し手の意欲をくじく結果になってしまいます。
「37歳にして、はじめて彼女ができまして、しかも優しい人なんです」と言われたら、「よかったですね」と言いがちですが、ここはもう少し相手の気持を深く感じとって「それはお幸せですね」と言ってあげたいところです。
あなたが話しての立場なら、「お幸せですね」のほうがより嬉しいと思います。
バリエーション豊富な「共感の言葉」を持った人のほうが、話し手の喜びをより大きく刺激するのは間違いありません。
そのためには、日頃から感情表現に興味を持って、周りの人の表現方法も参考にしながら、取り入れていくと良いです。

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