カテゴリー別アーカイブ: 熟キャバで磨いた接客術

熟キャバに通う男性の心理

熟キャバに通ってくる男性の年齢は様々ですが、ガールズバーやキャバクラを卒業して熟キャバに来る方も多いようです。

男性って皆若い娘が好きなのだろうと思っていたのでちょっと意外。

常連さんに何故だか聞いてみました。

返ってきた答えは「話ができる子がほとんどいなくてこっちが気を使って疲れる」とのこと。

お客さんたちは癒されようと思ってお店にやってくるわけですよね。
最初は、若くてぴちぴちした娘に囲まれて鼻の下を伸ばしているけれどそのうちに気づくんですね。
この子達俺の言ってることが通じているのだろうか…。
薄笑いを浮かべて調子を合わせているだけなのではないか…。
楽しく話せる子がいない…。

リフレッシュしようとして行ってるのに会話をうまくつなげてくれなければ気を使ってかえって疲れるばかり…

男性がキャバクラへ行くのは視覚やちょっとした触覚?のためだけではなく、会話も楽しみたいのだということに気づきました。

とはいえ、自分からどんどん会話をリードするわけではありません。

途中で口を挟まずに、きちんと話を聞く。
話しを続けやすいように上手に質問する。
相手の目を見て、興味深く話を聞いていることを示す。
下ネタ等も笑顔で軽く受け流す…。

どれも大したことではないのですが、相手との会話をキャッチボールのように続けていくと話がスムーズに続くように感じました。

君には何でも話せちゃうなと好評だったんですよ。

伸びるキャバ嬢はココが違う

熟キャバといっても自分を売る方法はひとつではありません。

テレビドラマ女帝でも出てきた簡単な方法としては「マクラ営業」ですがウワサが出たとたんに総スカンということにも・・・。

まあ、サッカーにも肉弾シュートというのがありますから好き嫌いは別にして報酬のためには身を投げ出すというのもプロの成せる技なのかもしれませんが、私は批判もしなければ真似もしません。

雇う方の店からすれば売り上げが第一になります。

もっとも信用を失うような手段を用いれば責任問題にも発展しますから手口も限定されます。

手口という言葉が適切であるかどうかはともかくとして売り上げにフォーカスするのは悪いことではないでしょう?

これを少し違う世界の話にしたときにですが、例えば会社勤めの出世のしかた。

仕事はさっぱりなのにゴマすりで出世をする会社員もいます。

この場合は上司が安泰であれば、ある程度の将来は約束されます。

ですが、上司がなにかのアクシデントで失脚すれば共倒れになり道は閉ざされてしまいます。

そうならないためには絶対的にゆるぎない実力を身につけるしかありません。

キャバ嬢も同じです。

ヘルプの状態でNo1に取り入り、おこぼれをいただきながら時には言われるままに「マクラ営業」までさせられてひと時の安定を手に入れるよりは回り道をしても実力を身につけることのほうが100倍も価値があるでしょう。

しかもその場合は職場が無くなっても次の場所があります。

伸びるキャバ嬢のヒントというか答えは他の同僚の動向を気にするよりも実力を身につけるということですね!

無口のお客様でも饒舌になるのは出身地ネタ

わざわざ熟キャバに通いながらも無口というお客様もたまにはいらっしゃいます。

こういう方はネタの振りかたが判らなかったり若い女性のキャバクラでは得られない何かを求めて通われています。

誰にでも得意な分野はあるものですが専門用語を使われてもこちらが知らないことでは会話は途切れてしまいます。

そこで、ママから教わった鉄板の地域ネタを持ち出してみました。

もともとが江戸っ子という方でも両親や祖父母は地方出身者という可能性はありますし江戸っ子であっても幼少時の地域ネタはあるものです。

そのような話しをするときには童心に返ったり昔を懐かしんだりして話しが弾むものです。

ご自身に照らし合わせてみても分かりますよね?

昔話って同窓会では常識になっていますし以前は無口だった仲間でも懐かしさについ饒舌になるものです。

おそらく、誰にでも望郷の思いはあるのでしょうし、中にはお国自慢をしたくなることもあります。

特産物だったり観光地だったり、取って置きの見所や観光案内には載らない秘境とか地元の人にしか分からない方言も会話のネタとしては有効です。

そして、もうひとつ忘れてならないのはローカルグルメ、これは外せませんね!

ありきたり用語を変化させて会話のネタを引き出す方法

初対面のお客様に対して、差しさわりの無い、ありきたりの挨拶を交わすのは常套手段ですが、それだけではヘルプのままですし大抵の男性であれば日中にも下手な営業マンから耳タコ状態になるほど聞かされています。

すなわち「今日は良い天気ですね」とか「雨続きでイヤになりますね」なんてのは小学生でも出来る挨拶です。

当然、熟キャバではアホすぎる会話なので咎められることは無くてもウケることはありません。

でも一歩展開するだけでお客様の心を開くこともできて会話のネタを引き出すきっかけにもなることを知りました。

例えば、日中は日差しも強くて炎天下で歩き続けたであろう営業マンのお客様には「暑い中を一日ご苦労様でした。いらしたときのために、お通しは冷たいものを用意しておきました。」

まあ、真夏の暑いときに暖かいものを用意しておくことはありえませんが一言添えるだけで有難みも沸くし、気遣いも伝わるというものです。

同様に季節や天候は視点を変えることで味方にできます。

例えば春の日に風が強ければ花粉症の心配をしても良いでしょうし、もしも自分がそうであればネタとしての話も広がります。

他にも相手の男性が既婚なのか独身なのか知りたいときには「今度のお休みは奥様とお出かけですか?」と聞けば教えてもらえますね?

「結婚しているのですか?」という聞き方よりもスマートに答えてもらえると思います。

会話のネタの引き出し方については後日また紹介させていただきますね♪

基本は笑顔から

あたり前のことですが変な色気を醸し出す前に重要なことは笑顔の挨拶です。

三十路の私でもこの点は心がけていましたが時には顔が引きつっていたりイヤ~な男性に対しては明らかに嫌悪感をあらわにしていたようです。

この点について先輩や黒服に指摘をされてからスキマ時間を見つけて鏡の前で笑顔の練習を始めました。

お店の中でも頻繁にとは行きませんがトイレに駆け込んで笑顔の確認をすることもありました。

笑顔といっても、ひたすら笑えば良いというものでもありません(爆)

キャラにもよりますが熟キャバの場合は「お馬鹿キャラ」のウケは悪いように感じますしハンパなキャラ設定では常連さんは出来ません。

また年齢を忘れて小悪魔ぶりを発揮する同僚もいましたが売れっ子ぶりはイマイチのようです。

まあ楽しければ良いのですが、自己満足では稼ぎ続けることは出来ないと知りました。

私としても付け焼刃の笑顔ではなく自分らしくウケの良い表現が出来るまでには時間がかかりました。

目指しているのは上品な色気が見え隠れする大人の女だったのですが先輩の中にも数人、お手本にしたい方がいて隙を見て技を盗んでいました。

キャバ嬢も一種の女優業というのが私の受け止め方だったので演出には真剣に向き合いました。

当然のことですが私生活と職場では服装も振舞いも違ってきます。

家に帰れば妻でもあり母親でもありますから一人で何役もこなさなくてはなりません。

本気のキャバ嬢であれば私生活も含めて一流を演じるのだとか?

さすがにそれは出来ませんが可能な限りは家庭の中でも注意を払っていました。

笑顔はもちろんのこと、夫婦生活に慣れすぎて使ってしまう「タメ口」などは封印、また子供に対しても「お前」などとは言わずに名前で呼ぶことを意識しました。

もちろん家庭の雰囲気も変りましたが、プラスの方向への変化なので受け入れてもらえたようです。

ママ友の中にも上品さを感じる方がいて多少は嫉妬心も感じていましたが羨むよりは自分も成ってみせるという気持ちで続けていました。