基本は笑顔から

あたり前のことですが変な色気を醸し出す前に重要なことは笑顔の挨拶です。

三十路の私でもこの点は心がけていましたが時には顔が引きつっていたりイヤ~な男性に対しては明らかに嫌悪感をあらわにしていたようです。

この点について先輩や黒服に指摘をされてからスキマ時間を見つけて鏡の前で笑顔の練習を始めました。

お店の中でも頻繁にとは行きませんがトイレに駆け込んで笑顔の確認をすることもありました。

笑顔といっても、ひたすら笑えば良いというものでもありません(爆)

キャラにもよりますが熟キャバの場合は「お馬鹿キャラ」のウケは悪いように感じますしハンパなキャラ設定では常連さんは出来ません。

また年齢を忘れて小悪魔ぶりを発揮する同僚もいましたが売れっ子ぶりはイマイチのようです。

まあ楽しければ良いのですが、自己満足では稼ぎ続けることは出来ないと知りました。

私としても付け焼刃の笑顔ではなく自分らしくウケの良い表現が出来るまでには時間がかかりました。

目指しているのは上品な色気が見え隠れする大人の女だったのですが先輩の中にも数人、お手本にしたい方がいて隙を見て技を盗んでいました。

キャバ嬢も一種の女優業というのが私の受け止め方だったので演出には真剣に向き合いました。

当然のことですが私生活と職場では服装も振舞いも違ってきます。

家に帰れば妻でもあり母親でもありますから一人で何役もこなさなくてはなりません。

本気のキャバ嬢であれば私生活も含めて一流を演じるのだとか?

さすがにそれは出来ませんが可能な限りは家庭の中でも注意を払っていました。

笑顔はもちろんのこと、夫婦生活に慣れすぎて使ってしまう「タメ口」などは封印、また子供に対しても「お前」などとは言わずに名前で呼ぶことを意識しました。

もちろん家庭の雰囲気も変りましたが、プラスの方向への変化なので受け入れてもらえたようです。

ママ友の中にも上品さを感じる方がいて多少は嫉妬心も感じていましたが羨むよりは自分も成ってみせるという気持ちで続けていました。

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